金の相場はどうして決まる

大きな影響を与えるロンドン市場

不況になるほど安全資産として価値が高まる金。この金の価格はロンドン、ニューヨーク、香港、チューリッヒの世界四大市場が世界情勢、経済や政治、社会変動によって価格を決定させています。特にロンドン市場は金と現金を取引する相場として世界中に影響を与えており、世界最大の金市場と認知されています。
ロンドン市場では10時30分と15時の2回、金の取引量などを基準に算出された価格が発表されます。この価格を使った現物取引がロコ・ロンドン取引と言われ、金現物取引の基準価格となっています。この国際価格を基に日本も含めた世界で価格が決定される流れになっています。ただこれとともに重要なのが為替レートであり、1円変われば金1グラムの当たりの価格は約30円も変わるだけに、日本にとっては為替相場の影響が金の価格に大きく影響を与えています。

影響を与える2つの金貨の相場

ウイーン金貨とメイプルリーフ金貨が世界を代表する金貨です。オーストリア政府が保証するウイーン金貨とカナダ政府が保証するメイプルリーフ金貨はそれぞれ国際的にも保証されており、安心と信頼がある金貨です。また混同しやすいのですが。金の相場と金貨の相場は違いますので注意が必要です。これ世界中の市場において相場が決定されていますが、ここでもロンドン市場が最も世界に影響を与えています。
また、金貨の相場にはプレミアムという付加価値が付与されることがあります。このプレミアムが付与されると相場から+αとして価格が加算されるのですが、デザインや加工費など装飾的な価値が付加されるのが特徴です。ただし、傷や劣化していればプレミアムが付加されていても価値が無効となってしまうことがあります。